≪財政指標≫〇企業債発行割合(企業債発行額÷収入合計)■下水道局による評価■2023年度の流域の財政収支は、計画対比で、維持管理負担金収入の減などにより収入が4億円減少し、維持管理費の増などにより支出が18億円増加し維持管理費、維持管理負担金収入、流入水量の推移維持管理費等の支出は、コスト縮減などの経営努力を行ってきたものの、労務単価や電気料金の上昇などにより増加基調が続いています。一方で、維持管理負担金収入については、下水道普及率が99%に達しており、大幅な増加が見込めない状況にあります。たことから22億円収支が悪化し、累積資金過不足額は24億円となりました。■2021年度からの3か年では、物価上昇により動力費や請負費等の維持管理費が増となったことで、維持管理収支の赤字幅が拡大し、2023年度末の累積資金過不足額は計画対比で10億円減となりました。■厳しい経営環境ではありますが、更なる維持管理費の縮減に努めていきます。建設改良事業の執行状況や将来負担も見据え、企業債の発行額を、3か年合計の計画値対比で8億円抑制したことにより、企業債発行割合は計画値(3.1%)以内を達成しました。税込-54-〇経常収支比率(経常収益÷経常費用)維持管理収支について、近年は赤字基調で推移しており、2023年度は31億円の赤字となりました。税込※()内は税抜値※決算書等で示していてる経常収支比率は()内の税抜値です。処理水量の減による維持管理負担金収入の減少や電気料金の高騰などによる維持管理費の増加により、経常収支比率は3か年合計の計画値(96.5%)を下回りました。維持管理収支の推移
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