•東京都下水道局では石川県からの要請に基づき、1月8日より派遣を開始し、東京都下水道局にて延べ250名の職員、東京都下水道サービス株式会社(TGS)にて延べ78名の社員を派遣し、被災地の支援を行いました。•4月1日から、下水道施設の災害査定及び本復旧のため、地方自治法に基づき輪島市に○概要•令和6(2024)年1月1日夕方に発生した令和6年能登半島地震は最大震度7を観測○支援作業の様子•東京都水道局、他自治体、民間事業者などと協力し上下水道一体となり、避難所などの拠点施設から排水を受け入れる下水道管について、管路内閉塞物の除去や仮配管の設置等流下機能確保を目的とした応急復旧を優先するなど、効果的な支援を実施しました。し、石川県能登地方を中心に下水道施設も含め甚大な被害をもたらしました。職員1名を長期派遣するなど、支援を継続しています。•2月初旬に1次調査を完了し、引続き2次調査(対象管きょ延長97㎞)及び応急復旧を実施しました。その結果、3月初旬には、輪島市の全管きょ延長172㎞のうち立入困難な地域を除く全ての下水道管きょ163㎞が通水可能となりました。▲下水道管内の清掃作業主な支援内容輪島市の下水道復旧支援(1次調査※1、2次調査※2、応急復旧)石川県庁内の支援調整隊業務※3輪島市の避難所運営支援※1:マンホールを開けて目視による被害確認を行う調査※2:本復旧に必要な詳細調査※3:都庁・国交省・他都市等との調整、1次調査・2次調査の進捗管理等▲テレビカメラを使用した詳細調査延べ派遣人数(2024.5月末時点)東京都下水道局206名TGS78名東京都下水道局26名東京都下水道局18名-44 -※東京都は、輪島、門前及び剱地処理区を担当しました。局公式X(旧Twitter)での情報発信。感謝や激励の声を多数いただき、インプレッション数が17万を超えた投稿もありました〈門前処理区〉〈剱地処理区〉〈輪島市下水道事業エリアマップ〉積雪などの慣れない天候や震災による交通アクセスの悪化など、厳しい環境の中で作業する様子〈輪島処理区〉コラム⑥令和6年能登半島地震における被災地支援
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