水が滞留しやすい河川区間や水門に囲まれた運河等の閉鎖性水域などにおいて、水辺環境を活かしたまちづくりが進められているエリアで優先的に貯留施設の整備を行うなど、水質改善を推進します。貯留施設の整備とあわせて、関係区などと連携し、公共施設や再開発地区などの部分分流化(地区単位による分流式下水道への変更)を推進します。雨天時に合流式下水道から河川や海などへ放流される汚濁負荷量を削減することで、良好な水環境を創出します。令和5(2023)年度末に、下水道法施行令で定められた分流式下水道並みの基準を達成するために必要となる、累計170万m3の貯留施設等の整備が完了しました。区部合流式下水道の特徴降雨初期の特に汚れた下水を貯留する施設の整備効果汚水混じりの雨水が放流されます取組方針-27 -○合流式下水道は、汚水と雨水を一つの下水道管で集める方式で、○1本の下水道管を整備すればよいため、汚水管と雨水管を整備○弱い雨の日は、地面や道路の汚れは雨と一緒に下水道管に集め○強い雨の日は、市街地を浸水から守るため、汚水混じりの雨水23区の約8割を占めています。する分流式と比べて早く、安価に整備できます。られ、水再生センターで処理されます。が河川や海などへ放流されます。貯留施設満水後に汚れが少なくなった雨水を放流合流式下水道の改善
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