東京都下水道事業 経営レポート 2024
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詳細は44ページ詳細は34ページ詳細は45、46ページ東京都産下水再生りんの広域での肥料利用に向けた連携協定を締結しました。両者が連携し、全国展開を視野に入れた広域的な下水再生りんの利用に向けて取り組みます。○JA全農との連携協定締結○新たなりん回収システムによる下水道の資源化に関する実証事業(B-DASHプロジェクト)○ウランバートル市におけるJICA草の根技術協力事業○ダッカ上下水道公社への技術支援東京都と全国農業協同組合連合会(JA全農)は、令和5(2023)年3月に採択されたウランバートル市上下水道公社における下水道管の維持管理・更新に関する人材育成事業について、東京都下水道サービス株式会社(TGS)との連携のもと、令和6(2024)年6月から事業を開始しています。覚書に基づき、汚泥管理等の分野について、バングラデシュ・ダッカ上下水道公社と、専門知識や技術の共有を行いました。お客さまの信頼感を高め、持続的な事業運営を図る取組のトピックスを紹介します。▲ウランバートル市現地調査・講義の様子脱水分離液からりんを新たな方法により回収する技術について、りんの回収率や肥料の品質等を実証します。▲協定締結式の様子▲ダッカ上下水道公社との意見交換-10 -令和6(2024)年1月1日夕方に発生した令和6年能登半島地震は石川県能登地方を中心に下水道施設も含め甚大な被害をもたらしました。石川県からの要請に基づき、東京都下水道局にて延べ250名の職員、東京都下水道サービス株式会社にて延べ78名の社員を派遣し、被災地の支援を行いました。新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、4年ぶりに水再生センター等でのイベントを再開し、地域のお客さまとの交流を深めるとともに、下水道のしくみや役割についてPRしました。また、次世代を担う若者の下水道への関心を高めるため、下水道の役割に関するデザインを募集する「下水道グラフィックデザインコンテスト」を開催しました。▲水再生センター夏のイベント▲マンホールを開けて目視による被害確認を行う調査の様子▲積雪など厳しい環境の中での作業の様子▲東京国際フォーラムで下水道グラフィックデザインコンテストの投票イベントを実施下水道資源の有効利用東京下水道の国際展開令和6年能登半島地震における被災地支援東京下水道の広報戦略トピックス

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