東京都下水道事業経営レポート2023
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○多機能型マンホール蓋を活用した浸入水量の多い区域の特定・流域下水道と公共下水道の接続点や市境などに、水位等をリアルタイム<多機能型マンホール蓋とは>■下水道局による評価で測定できる多機能型マンホール蓋を設置し、測定結果を市町村と共有しました。マンホール蓋に通信用のアンテナ、伝送装置、バッテリーを装備し、下水道管きょ内の水位や硫化水素濃度等の測定を行い、リアルタイムに情報を提供するものです。■多機能型マンホール蓋により得られたデータを市町村と共有し、市町村による発生源対策を促進しました。■局ホームページやリーフレットによるお客さまへのPRなど、災害に備えた情報発信を充実しました。■都と市による合同調査を実施し、雨天時浸入水の効率的な調査や対策へのノウハウを伝えることで市の調査を促進しました。▲多機能型マンホール蓋の活用イメージ2022年度の取組・簡易水のうの設置や屋外流しのかさ上げなどの対策を局ホームページやリーフレットに掲載し、お客さまへPRを実施しました。・都と市が連携し、雨天時浸入水の多い区域について合同で現地調査を実施しました。リーフレット「多摩地域の皆さまへ浸水ゼロ・安全・快適!下水道」URLhttps://www.gesui.metro.tokyo.lg.jp/living/pdf/shinsuizero_leaflet_tama04_1.pdf○災害に備えた情報発信○市との合同調査の実施▲合同調査実施状況-40-▲対策を掲載したリーフレット▲雨水が流入しない正しい構造▲誤接続箇所の確認10cm以上が望ましい雨水管から汚水管へ誤接続

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