詳細は15~20ページ詳細は11、12ページ「下水道浸水対策計画2022」URLhttps://www.gesui.metro.tokyo.lg.jp/news/2022/0331_5977.html[枝線の再構築]明治時代から整備が進められた東京の下水道は、老朽化が進行しています。老朽化対策とあわせて、雨水排除能力の増強や耐震性の向上などを図る再構築を、計画的かつ効率的に推進しました。引き続き、将来にわたり安定的に下水を流す機能などを確保するため、着実に事業を推進します。○整備年代の古い第一期再構築エリアのうち再構築した面積⇒これまで再構築を実施してきた結果、再構築事業を開始した平成7(1995)年度と比較して、第一期再構築エリアの道路陥没件数は8割以上減少水再生センターやポンプ所の老朽化対策とあわせて、雨水排除能力の増強、耐震性や維持管理性の向上、省エネルギー化等を図る再構築を計画的に推進しています。○再構築した主要設備の台数前工程で実施していた水再生センター内の工事が対外調整等により工期延長になったことが影響し、設備の再構築工事の一部が完了しなかったため、達成率は86%でした。[幹線の再構築]2021年度の主な取組をダイジェストで紹介します。○再構築した幹線の延長▼下水道管の再構築のイメージ-3-都市化の進展により雨水が地中にしみ込みにくくなるなど、下水道に流れ込む雨水量が増加し、場所によっては浸水被害が発生しています。これまで、1時間50ミリ降雨への対応を基本に、幹線や貯留施設等の整備を進めてきました。しかし、近年、集中豪雨の頻発や台風の大型化など1時間50ミリを超える豪雨が増加傾向にあり、ハード対策の推進やソフト対策の充実が必要となっています。これまでの対策を着実に推進するとともに、1時間75ミリ降雨に対する下水道管を整備するなど、対策を強化します。○対策重点地区のうち3地区完了(年間目標値3地区)○対策強化地区7地区、対策重点地区13地区においても、事業を継続して推進しています。<「下水道浸水対策計画2022」の策定>下水道の浸水対策は、事業用地の確保など、着手までに長い期間を要します。そのため、長期的な視点で戦略的に対策を推進することが重要です。そこで、15年間を計画期間とする新たな浸水対策計画を2022年3月に策定しました。本計画において、1時間75ミリ降雨を目標整備水準と定め、新たに重点地区を10地区選定し、更に浸水対策を強化していきます(詳細は18ページ)。▲第二田柄川幹線浸水対策ダイジェスト:区部下水道主要施策①下水道管の再構築水再生センター・ポンプ所の再構築詳細は13、14ページ740ha(年間目標値700ha)89台(年間目標値103台)7km(年間目標値7km)
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