○多機能型マンホール蓋を活用した浸入水量の多い区域の特定・流域下水道と公共下水道の接続点や市境などに、水位等をリアルタイム<多機能型マンホール蓋とは>で測定できる多機能型マンホール蓋を設置し、測定結果を市町村と共有しました。マンホール蓋に通信用のアンテナ、伝送装置、バッテリーを装備し、下水道管きょ内の水位や硫化水素濃度等の測定を行い、リアルタイムに情報を提供するものです。■多機能型マンホール蓋により得られた都による分析結果等を提供し、市町村による発生源の特定と対策を促進しました。■局ホームページやリーフレットによるお客さまへのPRなど、災害に備えた情報発信を充実しました。■都と市による合同調査を実施し、雨天時浸入水の効率的な調査や対策へのノウハウを伝えることで市の調査を促進しました。■下水道局による評価▲多機能型マンホール蓋の活用イメージ2021年度の取組・簡易水のうの設置や屋外流しのかさ上げなどの対策を局ホームページやリーフレットに掲載し、お客さまへPRを実施しました。・東京都排水設備要綱(屋外流しのかさ上げ)に基づく、排水設備事業者への指導について市町村へ依頼しました。・当局と市が連携し、市が管理する学校や公園などの排水施設について合同で現地調査を実施しました。○災害に備えた情報発信○市との合同調査の実施▲対策を掲載したリーフレット誤接続箇所-38 -▲雨水が流入しない正しい構造(東京都排水設備要綱より)本来、雨水管へ流入するはずの雨どいの水が、屋外流し(汚水管)へ接続されている箇所を特定10cm以上が望ましい
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