東京都下水道事業 経営レポート2022
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下水道機能を安定的に確保する「維持管理の充実」経営方針1お客さまの安全を守り、安心で快適な生活を支える「経営計画2021」URLhttps://www.gesui.metro.tokyo.lg.jp/about/e2/management2021/index.html老朽化対策にあわせて機能の向上を図る「再構築」豪雨などから都市を守る「浸水対策」首都直下地震などに備える「震災対策」震災時などの信頼性の強化と処理の効率化を図る「汚泥処理の信頼性強化と効率化」お客さまの信頼感を高め、持続的な事業運営を図る「経営基盤の強化」経営方針3最少の経費で最良のサービスを安定的に提供するも多くあるため、主要施策の主な事業指標について、2026年度以降の中長期的な目標も設定し、事業を進めています。「経営計画2021」は、下水道サービスの更なる向上に取り組むため策定した、令和3(2021)年度から令和7(2025)年度までの5年間の事業運営の指針です。下図に示す体系のとおり、三つの経営方針のもと、再構築や浸水対策をはじめとする主要施策を推進します。下水道施設には大規模で整備に長期間かかるもの経営計画2021の体系経営方針2良好な水環境と環境負荷の少ない都市の実現に貢献する「合流式下水道の改善」「エネルギー・地球温暖化対策」雨天時に放流される汚濁負荷量を削減する東京湾などの水質改善に貢献するエネルギー使用量や温室効果ガス排出量を削減する「処理水質の向上」-2-<事業指標の進捗状況の見方>2020年度末までの累計実績です下水道の基本的役割である汚水処理や雨水排除などは、SDGsに密接に関係しています。汚泥処理の信頼性強化と効率化引き続き、下水道事業を推進することで、SDGsの実現にも貢献していきます。※SDGs(Sustainable Development Goals)は、持続可能な世界を実現するための17のゴールから構成され、すべての国々の共通目標となっています。SDGs※と下水道事業2021年度から2025年度までの5か年の目標値合計を示しています2021年度末までの累計実績です経営方針1再構築、震災対策浸水対策経営計画2021中長期の目標値を100%としています経営方針2合流式下水道の改善処理水質の向上エネルギー・地球温暖化対策はじめに

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