東京都下水道事業 経営レポート2022
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3[100%]9[3]~2020(6地区)~2020(19地区)2021(3地区)※11時間75ミリ降雨に対応する施設整備を進める地区です。※21時間50ミリ降雨への対応を基本として施設整備を進める地区です。※3目標値は対策完了を基準に設定しています。雨水ポンプ所や雨水貯留施設などの大規模な下水道施設は、完成までに時間を要するため、2021年度の目標値はゼロですが、計画的に事業を推進しています。※4 ()内は事業継続中の地区数です。■下水道局による評価■事業指標の目標と達成状況対策強化地区(75ミリ施設整備)※1対策重点地区※2■対策強化地区(75ミリ施設整備)では、2020年度までに6地区で事業が完了し、2021年度は他7地区で事業を継続実施しており、計画どおり事業を推進しました。■対策重点地区では、2021年度に「新宿区落合」(第二妙正寺川幹線の吐口)、「大田区田園調布」(上沼部雨水幹線)、「練馬区田柄、板橋区桜川」(第二田柄川幹線)の3地区で事業が完了しました。他13地区においても事業を継続して推進し、一部完成した施設を暫定的に稼働させ、雨水を貯留するなどして、一部効果を発揮しています。■全57地区で事業を進めており、28地区で事業完了、20地区で事業継続中、9地区で設計中となっています(2021年度末時点)。■区部における1時間50ミリの降雨に対して浸水被害が解消された面積の割合(下水道50ミリ浸水解消率)は72%となっています。■浸水対策は、大規模な下水道幹線や貯留施設、ポンプ所を整備することとなりますが、事業用地の確保や対外調整等に長時間を要することから、引き続き、計画的かつ効率的に事業を推進します。事業指標1542目標値単位中長期[5か年計]地区地区2025年度末累計0(7)※4[ -]23[4]2021年度目標実績[達成率]0※3<2021年度に完成した第二田柄川幹線(対策重点地区)>▲完成した第二田柄川幹線-16 -30%20%40%60%▽6地区(40%)▽9地区5か年3地区22地区(52%)▽▽23地区5か年4地区事業進捗(累計)▲田柄川幹線流域における浸水被害を軽減するため、既存の田柄川幹線の更に地下深く(地下約18m)に新しい幹線(第二田柄川幹線)を整備し、大雨時に、田柄川幹線の雨水を第二田柄川幹線へ流れ込ませることにより、既存の幹線の水位を下げ、浸水被害を軽減します。2021(0地区)80%100%15地区△42地区△

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