下水道施設の維持管理■下水道のしくみと施設の維持管理①家庭やオフィスなどで使われて汚れた水は、下水道管、ポンプ所を経て、水再生センターで処理されます。また、大雨のときなど下水道管に流れ込んだ雨水をポンプで汲み上げ、速やかに川や海に放流し、浸水を防ぐのもポンプ所の大切な役割です。これら下水道施設を適切に維持管理することで、24時間365日、下水道機能を止めることなく稼働させています。【下水道管の清掃】【マンホール蓋の補修】▲管路内に堆積した土砂等の清掃状況▲摩耗したマンホール蓋(左)と取替え後の耐スリップマンホール蓋(右)※汚水と雨水を一つの下水道管で流す合流式下水道の例・汚れた水や地上に降った雨は下水となって下水道管に流れ込みます。・下水道管は、下水を自然流下させるために傾斜をつけて設置するので、徐々に地中深くなっていきます。【ポンプ設備の点検】▲雨水ポンプの点検-9-深くなった下水道管から地表近くまで下水をポンプで汲み上げ、再び下水道管に流すことで、水再生センターに送られます。また、大雨のときなど、雨水を速やかに川や海に放流することで、浸水被害を防ぎます。【ポンプ所や水再生センターの運転管理】下水の中にある大きなゴミや砂を取り除きます。▲中央監視室▲放流きょ吐口の映像で放流水の状況確認下水をポンプで汲み上げます。▲水位等を確認し、ポンプの運転管理、操作を実施水再生センターへ▲東京アメッシュで降雨状況の確認下水道管家庭・オフィスなど沈砂池汚水ポンプポンプ所
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